ごみ屋敷は不用品回収の会社に相談しよう！ハウスクリーニングまでしてくれる
不用品回収をしている会社の中には、ごみ屋敷の片付けを行っているところもたくさんあります。そういった業者に依頼すれば、ごみが大量に溜まってしまった家を、丸ごと綺麗にすることができます。
ごみ屋敷には燃えるごみなどの一般ごみ以外にも、家具や金属類など様々なごみが溜まっています。中には普通のごみとして、自治体で収集してもらえないようなごみも多いです。
それらをすべて自分で処分するのは大変ですが、不用品回収業者に依頼すればまとめて回収してくれます。家からのごみの運び出しもスタッフさんがやってくれるので、手間を掛けずに家を綺麗にすることができます。
しかし、家に溜まったごみを処分したからといって、それだけで綺麗になるわけではありません。長年ごみを放置していた家は、床や壁などいたる所に汚れが染み付いています。
素人が長年染み付いた汚れを綺麗に落とすのは大変です。そういう時に便利なのが、ハウスクリーニングにも対応している不用品回収業者です。
ハウスクリーニングは、お風呂場やキッチン、トイレなどありとあらゆる場所を綺麗にしてくれるサービスで、不用品回収と一緒に対応してくれる業者もたくさんあります。不用品回収とハウスクリーニングを同じ業者に依頼すれば、わざわざ他の業者に依頼する手間もかかりません。
ただし、ごみ屋敷の片付けを不用品回収業者に依頼する時は、悪徳業者に注意してください。不用品回収を行う会社は、基本的に国から許可を貰って営業しているのですが、中には許可を得ずに営業を行う違法業者も存在します。悪徳業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
相場よりかなり高い料金を請求されてしまう、ごみから個人情報を抜き取られ悪用されるといったトラブルも多くなっています。不用品回収業者を選ぶ時は、正規の業者かを事前に確認しておきましょう。ホームページなどをチェックして、国から許可を得ている業者か確認しておくと安心です。
地域ごとに不用品の処分費用は異なるのは本当か
不用品を処分する場合、自治体・引っ越し会社・不用品回収業者それぞれに依頼することが可能です。それぞれ依頼した場合料金に差があることは事実ですが、実は業者ごとの違いだけではなく、地域差も存在しています。
地域差のある理由となるのは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が関係しているからです。昭和45年に清掃法を改正したもので、この中で一般廃棄物の種類や分別の区分に関しては自治体が収集などを定めることとしています。
各自治体では、一般廃棄物の分別や廃棄物の処理などについて決めてきました。不用品回収業者は処分施設へ費用を支払って、回収した不用品を処分します。粗大ごみ・不用品などを回収するときにかかる費用などが違うのは、地域ごとの廃棄物処理の時にかかる費用が大幅に異なるからです。
というのも、焼却施設や処分施設の設備の状況や、人口などによって処分する能力に差があるからだといいます。最新式の処分施設の場合は能力が高いため比較的安値で、古い施設の場合は価格が高いことが多いです。
地域ごとにどの程度費用が異なるのかは、不用品回収業者のトラックで区別がつくようです。リサイクル対象となるパソコンやテレビ、洗濯機などが含まれていない場合、軽トラック積み放題であれば東京の場合は1万5千円前後、大阪の場合は2万円前後、名古屋の場合は1万円から3万円の間、北海道の場合には2万円から5万円前後です。
ただし、階段が多くエレベーターを使えない家の場合や、重い物の場合、車を出し入れしづらいところの場合は料金を割り増しされる場合もあります。2トン車で回収する場合、全国平均では5万円から6万円前後です。
東京の場合は5万円前後と相場通りですが、大阪の場合は5万5千円から7万5千円前後、名古屋の場合は4万円前後、北海道の場合は7万円から8万円前後となります。不用品回収を依頼する場合、地域や業者による相場の違いを理解して見積もりをもらってから依頼してください。
遺品整理するなら不用品の処分方法も考えよう
亡くなった方がいる場合、遺品を整理し、不用品を処分しなければいけない場合もあります。そのときに役に立ってくれるのが、遺品整理にも対応している不用品回収業者です。
故人の思い出の品など大事なものがあればきちんと選別してくれ、間違って捨ててしまうことはないです。さらに、処分する予定のものにまだまだ使えるアイテムがあった場合は、売却できる不用品回収業者もあります。
アイテムを買取ってもらったお金は、遺品整理代に充てられるのでかなり安く仕事を頼める可能性もあるでしょう。
もしも、遺品整理を行って欲しいときは、故人の家や部屋を見せて見積もりをもらわなければいけません。アイテムの多さや作業面積によって費用は異なるので、見積もりをお願いしなければ料金をハッキリとさせることができないのです。
訪問見積もりは無料で行ってもらえるため、いくつかの不用品回収業者にお願いしたほうが賢明です。それぞれを比較すれば、安くてしっかりとしたサービスを提供してくれるところを探せます。ただし、遺品整理は故人の思い出に強く関わることなので、ゴミを処分するための不用品回収業者に任せられないと思うかもしれません。
そのときは、ただ単に遺品整理に対応しているところではなく、遺品整理士の資格を取得する方が在籍するサービスを選びましょう。そちらなら、遺族のことをきちんと考えた作業を行ってくれるため安心して仕事を任せられます。
なお、基本的には立ち会いをしたうえで作業を行ってもらうことになります。しかし、故人の家や部屋が遠方にあるなどのケースでは、作業に立ち会うのが不可能な状況もあるでしょう。
そのときは立ち会いが不要なサービスもあるので、利用すれば手を煩わされることなく遺品整理を行ってもらえます。
ただし、住まいの鍵の渡し方や結果報告の受け取り方など、知っておかなければいけない情報がいろいろとあるため、きちんと理解してから契約することが大切です。